Making of Machinima

現在、デジアカのマシニマ中級クラスでは、デンマーク政府関連団体が主催するマシニマコンテストに応募するために、マシニマを製作しています。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
http://www.secondtimes.net/metaverse/event/20091026_metrotopia.html

政府が主催って、すごいですよね^^;
その主催団体が所有するヒーロー/ヒロインものアニメがテーマのSIMがあるんですよ。
応募のルールは、そのSIMで撮影したシーンが少なくとも一つあること。
マシニマの長さが5分以内。
その他は作り手の自由、となっています。


マシニマ中級の授業で、このコンテストに応募しようと決まったのが10月中旬。
そして、中級クラスのメンバーでアイデアを出し合い、ストーリーが固まったのは11月の10日でした。
その時点で、締め切りまで残すところ12日。
そこからマシニマの製作準備は急ピッチで進みました。
監督のデンデンさんの指揮の元、小道具、音楽など役割分担を決めて準備を始めました。

僕が担当したのは、アニメーション関係でした。
市販のAOや、市販のポーズが使えるので、作ったのは次のようなものでした。

・「テーブル上のテレビのリモコンを取って、テレビを消す」

アニメ自体はそんなに難しくないものでした。
工夫をしたのは、リモコンを取るところです。
あらかじめ手にはリモコンを装着しておき、透明にしておきます。
そして、手がテーブル上のリモコンに届いた時に、手のリモコンを不透明にし、テーブル上のリモコンを透明にするように、スクリプトを仕込みました。

テレビを消すタイミングも、テレビ側にスクリプトを仕込んでやりました。
なんとか、自然な感じにできたと思います^^

・「囚われの女性が、助けてと叫ぶ表情」
これは難しかった^^;
表情を操作するのは、ビルトインのアニメを組み合わせてやるのですが、アニメ自体の融通が利かないのと、表情アニメに慣れてないのとで、かなり苦労しました。

結果的には、困った表情と口を開ける表情をコンマ数秒で切り替えながら、なんとかそれらしくしてみました。

その他、忍者が走るアニメを作ったり、テーブルとリモコンの高さ調整用に置く雑誌を作ってみたりして、撮影に臨みました。


撮影は、デジアカのSIM(のどこか・・・^^;)にて、11月15日に行われました。
役者として集まった皆さん、マシニマ製作の経験がある方達だったので、撮影はとってもスムーズでした。
(逆に、僕のアニメの使い方を説明するので時間をとってしまった。><。)
役者の皆さんの息の合った演技、デンデン監督の堂々とした演技指導、すばらしかったです。
僕的には、とても勉強になりました^^




そして、現在、デンデン監督によって編集作業が行われており、きっと締め切りの22日までに、すばらしい作品に仕上てくれることでしょう^^

完成が楽しみで仕方ありません。

ちなみにこのコンテスト、審査員による選考の優勝者にはL$50,000、一般投票による優勝者にはL$25,000が贈られます。
一般投票は11月24日から12月9日までに間に行われます。その際は、ぜひ組織票をお願いします(オイ
優勝者の発表は、12月11日に行われます。
賞金も魅力的ですが、世界中のSL映像クリエイターがどのような作品を作っているのか、とても興味があり、見るのが待ち遠しいですね。

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