ヨット制作記 その2

さて、前回の記事で開発宣言をした「39er」ですが、どんなヨットにしたいのか、もう少し詳しく書いてみたいと思います。



このヨットは2人乗りで、スキッパー(舵を操作する人)がメインシート(メインのセール)を操作します。
クルー(もう一人の乗組員)がフォアセール(ジブ)とスピネーカー(ジェネカー)を操作します。
体重移動も、2人分の体重をかけてボートの傾きを調整するのです。
ですので、もし1人しかいない時はジブとスピネーカーが操作できませんし、体重も一人分だけだと艇の傾きを抑えられません。
とは言え、SLでヨットに乗るのに、常にもう一人連れて来なきゃ乗れないというのも、不都合です。
そこで今回は、いつでも一緒に乗ってくれるクルーをオブジェクトで付けるようにしました。
体重移動やトラピーズも文句を言わずにこなしてくれます。
もちろん、他の誰かがクルーとして乗り込む時は、黙って席を譲ってくれますよ。



その他、仕様としては
・ウインドセッターへの対応(SLのヨットですから、これはあたりまえですね^^;)
・見かけの風(向き、強さ)の表示
 (ヨットに乗っている人は、自分が動くことで起きる風のために、真の風はわからないのです)
・ウインドシャドー(風下への風を遮断し、その範囲にいる相手のスピードを落とす)
・リーバウ(風上側斜め後方への風を攪乱し、その範囲にいる相手のスピードを落とす)
・キャプサイズ
 (艇が傾きすぎると転覆します。レースでは大きなタイムロスとなります)
などなど、スタンダードであるFlyingFizzの仕様を踏襲していこうと思っています。



現在の進行状況についてですが、ヨット各部のモデリングは完了しました。
ただし、クルー君はまだラフの段階です。
アバターのアニメは一応完了。
スクリプトは、メインとなる部分(風を受けて走る、曲がる、止まる)の部分は出来ました。まだ細かいチューニング(味付け)が残っています。
ウインドシャドーや転覆機能、スプラッシュ、その他各種機能の部分は現在進行中です。
テスト走行ができるまでは、まだもう少しかかりそうです^^;



年内にはリリースを予定しています。
このヨットで大勢でレースができるのが楽しみでしようがない、Takeshiでした^^

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